在这部Bob's Microscope纪录片/短片片中,800本以上のピンク映画に出演してきた個性派俳優・久保新二。人呼んで“キング・オブ・ピンク”の半生を、“ミスター・ピンク”池島ゆたか監督が、笑いと涙、そしてエロスたっぷりに描く！ 2010年に開かれた“生前祭”に、映画監督の若松孝二や滝田洋二郎、歌手の三上寛など100名にも及ぶ錚々たる顔ぶれの参列者を集めた男がいる。久保新二―これまで膨大な数のピンク映画に出演し、今なお現役で活躍する名物男優だ。その半生を紐解いてみれば、色と欲、そして、そこはかとない哀愁に彩られた波瀾万丈の物語が…。本作は、ピンク映画の歴史そのものとも言える俳優の生き様を、虚実とりまぜて描いたお色気コメディの決定版である。 山口真里、日高ゆりあ、里美瑤子ほか、人気セクシー女優を豪華に揃え、５分に１回の濡れ場のオンパレード。『荒野のダッチワイフ』や『未亡人下宿』などをネタに、あの有名監督や、今は亡き人気タレントも出演している…かも？ インタビュアー役として登場する、村西とおるのナイスな演技にも注目だ。懐かしき昭和の風情を湛えた本作は、往年のピンク映画ファンに満足してもらえること請け合いのオトナの娯楽作に仕上がっている。 久保新二、20歳。三億円事件の犯人そのままの身なりで撮影中だった彼は、警官に逮捕され留置場に入る羽目に。撮影に戻らせてくれと頼んでも一向に聞く耳を持たない警官に、新二は「ピンクだって映画だ！」と叫ぶ。初恋、そして初体験の相手でもあった中学の同級生・陽子と交わした、俳優になるという約束を果たしたものの、声がかかるのはピンク映画の現場ばかり。それでも、カラミの最中にも発声練習をしたり、３年で20回も淋病をうつされてもめげることなく、新二はピンク男優道を邁進する。そんなある日、山本カントクの現場で腰を振っていた新二は、スタッフの人垣の向こうにたたずんでこちらを見つめる、可憐な美少女の姿に気付き…。
